【これってB型肝炎の症状?】セックスを含めた感染経路、治療法と予防対策まとめ

性病の種類

数ある性感染症の中でも、HIVよりもはるかに感染力の強いウィルスといえば…B型肝炎ウィルス

主に血液を介して感染するB型肝炎。挿入をともなう本番はもちろん、アナルやフェラチオやクンニリングスといったオーラルでも普通に感染し、他の肝炎にくらべここ数年で若者の感染者が急増していることも、B型肝炎の大きな特徴。

HIVばかりが注目されがちですが、こいつも感染するとかなりヤバい性病なんです!

今回、そんなB型肝炎の症状や原因、感染経路そしてB型肝炎を予防、治療する方法についてまとめてみました。

脅すわけではありませんが、B型肝炎は放置すれば深刻な症状に悪化するケースもある非常に厄介な性感染症のひとつ。

  • 不特定多数のパートナーとセックスされている男性
  • 生理中でも気分によっては構わずにガンガンHしちゃう女性

こんな人の場合、B型肝炎に感染するリスクもグンとアップします。

深刻化してから発覚すると厄介なB型肝炎。ちょっとでも怪しい症状を感じたら、以下のような自分で検査項目を絞れる検査キットでB型肝炎に絞って受けておきましょう。

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そもそもB型肝炎とは?初期症状と特徴、感染経路、悪化するとどうなる?

まずB型肝炎とはどういった症状で悪化するとどうなってしまうのか?

具体的な症状や原因について参考資料を引用させていただきます。以下をご覧ください。

B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)が血液・体液を介して感染して起きる肝臓の病気です。

HBVは感染した時期、感染したときの健康状態によって、一過性の感染に終わるもの(一過性感染)とほぼ生涯にわたり感染が継続するもの(持続感染)とに大別されます。

持続感染になりやすいのは、出産時ないし乳幼児期の感染です。また、HBVの感染経路は垂直感染と水平感染に分けられます

引用  国立国際医療研究センター

上記の説明のように、B型肝炎ウィルスはHBVというB型肝炎ウィルスが原因で発症する病気、通常血液を通して感染するのが特徴です。

とくに母子感染、生理中のセックスや出血を伴うアナルセックス、器具を用いたセックスが主な感染経路と言われています。

またセックスを除けば、注射針やカミソリ、歯ブラシの使い回しやタトゥー施術時の針の再使用いた感染経路はありますが、基本的に日常生活で感染するケースはほぼありませんのでご安心ください。

この点は日常生活で感染のリスクが高いカンジダ膣炎トリコモナス膣炎性器ヘルペスといった性感染症とは大きく違う部分です。

自然治癒するケースもあれば肝炎が発症し、中には劇症肝炎まで発展するケースもあります。仮に劇症肝炎まで進行すると約75%の致死率だといわれています。

そもそも肝臓は沈黙の臓器とよばれる自覚症状の無い臓器。それだけに発覚が遅れたら非常に恐ろしい結末になるのでご注意ください。

体がだるい・尿の色が濃い・微熱が続くのはB型肝炎の主な症状

B型肝炎の潜伏期間は8~12週間程度とされ、個人差はありますが症状が出るまで通常は約2ヶ月程度かかります。

B型肝炎の自覚症状

  • 全身倦怠(だるさ)
  • 食欲不振
  • 赤茶色に近い濃い色の尿が出る
  • 継続的な発熱
  • 黄だん(体や白目が黄色っぽくなる)

主な症状としては黄疸や全身の倦怠感、吐き気や食欲不振といった症状を中心に大抵の場合は急性肝炎となり一時的なもので終わります。

ですが過労や体調不良、寝不足といった免疫力が低下しきっている等、悪条件が重なることで約1~2パーセントの確率で劇症肝炎に進行するケースがあるのでご注意ください。

仮に劇症肝炎に進行した場合、肝臓移植を行わないかぎり死亡率は約60から70パーセントといわれています。かなり深刻な状態といえますね。

何度も申し上げますが、肝臓は沈黙の臓器・・・自覚症状の少ない病気だけに、ちょっとした体調の変化を見逃さないこと。

そして少しでもB型肝炎のリスクのある方は定期的に検査して適切な治療を開始することが最大のポイントといえるでしょう。

B型肝炎を放置すると大変!

セックス等により感染したB型肝炎は自然治癒するケースが大半ですが、中には肝炎が進行し治療を行ったにもかかわらず完治せず劇症肝炎へと進行してしまうケースがあります。

そもそも肝臓は痛みの感覚を感じにくい臓器、肝炎を起こしていても自覚症状が少ないために放置された結果、すでにB型肝炎がかなり進行してから発覚するケースが多いのでご注意しておきましょう!

増え続ける水平感染!B型肝炎の感染経路

先に述べたとおり、B型肝炎ウィルスは主にHBVに感染している人の血液を経由して感染します。またHBVの量が多い感染者については、血液のみならず体液や分泌液を介して感染するケースもあるのでご注意ください。

B型肝炎の垂直感染と水平感染とは?

冒頭の引用部分でB型肝炎の垂直感染と水平感染という言葉が登場したので、この場で簡単にご説明しておきます。

B型肝炎の垂直感染とは、主に母子感染のこと。出産時にB型肝炎ウィルスに感染している母親の血液が赤ちゃんに入ることで感染することを指します。

基本的に1986年以降については母子感染予防対策が行われています。よって出産時にB型感染ウィルスが感染するケースは今ではほとんど見られません。

一方、B型肝炎の水平感染とは、主に母子感染以外の感染経路。

つまりコンドームを着用しない挿入や生理中のセックス、出血を伴うアナルセックスを含めたあらゆる性行為、または輸血や臓器移植、注射針の使い回しやタトゥーやピアスでの針の使いまわし等を指します。

以下のグラフをご覧ください。

避妊や性病のリスクが無いシチュエーションでわざわざコンドームを使用しますか?

参考サイト オカモト株式会社

 

このように性病や妊娠のリスクが無い状況なら「コンドームを使用しない」、または「したくない」という若者が約65%を占めているのが現状です。

こういった日本の若者の低いコンドーム着用率が影響しているのでしょう。

垂直感染が減る一方で、、タトゥー、覚せい剤等の薬物の注射針の使い回しによる感染者、そしてコンドームを着用しないセックスやオーラルセックスによる感染者が増えているようです。

潜伏期間も長く自覚症状を感じない方が多いB型肝炎だけに、自衛手段としてコンドーム着用する、着用してもらうのは必須だと思います。

具体的なB型肝炎の感染ルートとは?

ではB型肝炎に感染してしまう具体的な感染経路について考えてみましょう。

B型肝炎の具体的な感染経路

  • 生理中のセックスや出血を伴うアナルセックス
  • コンドーム無しの挿入を伴うセックス、フェラチオやクンニリングス
  • タトゥーの施術やピアスの穴あけといった出血を伴う行為で適切な消毒がなされていない
  • HBV感染者が使用した注射器や注射針の使い回し
  • HBV感染者から臓器移植を受ける

主なB型肝炎の感染経路は上記になります。

以前は集団予防接種などにより注射針が使い回しされたことでB型肝炎の感染が広がったことなど問題となりましたが、現在は安全に行われています。

また一昔前までは母子感染による垂直感染も非常に多く見られましたが、現在では母子感染のパターンもほぼみられなくなりました。

結果、セックスやオーラルセックスがB型肝炎のもっとも多い感染経路のということになります。

精液や分泌液にもB型肝炎ウィルスは混入している!

とくにコンドームを着用しない生挿入中出しは確実にB型肝炎ウイルス感染のリスクが高いのは言うまでもありません。

なぜなら本来は血液を介して感染するB型肝炎ウィルス(HBV)ですが、性器や体液、分泌液の中にもごく微量の血液が混入しています。

よって出血をともなわないセックスでもにB型肝炎ウィルスが感染する可能性は充分に考えられる…ということを覚悟しておきましょう。

コンドームを着用すればB型肝炎は防げる?正しいコンドーム着用が予防のポイント

仮にパートナーがB型肝炎ウィルスに感染している場合、コンドームを着用すればB型肝炎ウィルスが感染はするリスクはいくらか減らすことができます。

ですがHBVの感染を完全に防ぐことができるか・・・といえば残念ながら完璧に予防することはできません。

そもそもコンドームが適切に着用されていないケースもあります。またしっかりと着用されていたとしてもも覆われていない部分に小さな傷や出血がみられれば、それだけで感染のリスクは充分にあります。

HIV等よりも非常に感染力が強いといわれるHBVは、目に見えない微細な傷であっても粘膜が触れることでB型感染ウィルスは簡単に感染します。

残念ながらコンドームの着用だけでは、B型肝炎ウィルスを予防できないのが実情なのです。

とくに免疫力が低下した状態でB型ウィルス感染者とセックスやオーラルセックスを行った場合、さらに高確率で感染する可能性がある・・・ということも忘れてはいけません。

もしかしたらB型肝炎かも!?早期に受けたい検査と治療

B型肝炎の検査

B型肝炎ウィルスに感染しているかどうかを調べるには、まずB型感染ウィルス検査を行います。
血液検査によりHBs抗原の有無を確認し、HBs抗原が陽性ならB型感染肝炎ウィルスに感染しています。逆にHBs抗原が陰性の場合、B型肝炎ウィルスに感染したいと判断できます。

B型肝炎の検査については以下のサイトが参考になります。もし自分やパートナーが感染しているか不安・・・という方はお近くの検査機関を訪ねてみるといいですよ。

参考 肝炎ウイルス検査マップ(肝炎ウイルス検査に関する検査情報サイト)

また検査の結果、残念ながらB型肝炎ウィルスに感染している場合、実際に肝炎を発症しているかどうかは肝機能検査により調べることができます。

肝炎の程度を調べるにはAST(GOT)ALT(GPT)という血液検査を行いのが一般的な方法です。

B型肝炎の治療

B型肝炎を発症した場合、最も大切なことは何よりも安静な状態を保つこと。まずは体を休めてください。

通常の場合、入院して点滴で栄養補給を行い安静を保つことで、1~2ヶ月程度でほぼ完治します。

またB型肝炎の場合、特別な治療を行わなくとも自然治癒する方が大半ですが、もし治療を行う場合大きく2つの治療法があります。

B型肝炎の治療には大きく分けてインターフェロンや核酸アナログ製剤を用いた抗ウイルス療法と肝庇護療法という2つがあります。

いずれにせよ、必要な検査を行った上で各数値を検討し、医師の方がチョイスした治療法を速やかに行うことがポイントとなります。

コンドームを使えばB型肝炎予防できるの?

垂直感染のリスクが減った現在、B型肝炎ウィルスの主な感染経路といえば、何度もお伝えしている通りコンドーム無しのセックスやオーラルセックスとなります。

つまり裏を返せば、セックスの際に必ずコンドームを着用することで、かなりの確率でB型肝炎ウィルスの感染を予防することが可能ということです。

セックスによるB型肝炎ウィルス感染から身を守るには、まずはコンドームの着用を徹底する・・・というのが究極の予防法といえそうです。

とはいえコンドームの着用方法が雑だったり、正しい着用方法がなされていない場合、本来の予防効果も期待できません。

以下にB型肝炎を予防するために知っておきたい正しいコンドームの着用方法を添付しておきます。

男性諸君にとっては当たり前の内容かもしれませんが、念のためもう一度チェックしてみてください。

コンドーム使用方法

また女性の方も自分の身を守るためにも、正しいコンドームの着用状態を知っておいてください。ムードに流されず、しっかりと装着状態を目視でチェックするくらいの気持ちが大切ですよ!

B型肝炎感染者の多いアジア・アフリカ等への旅行は要注意!

日本国内でも130万人以上といわれるB型肝炎ウィルス持続感染者ですが、全世界的に見ると持続感染者数はなんと約3億5,000万人と言われています。

そのためアジアやアフリカ等に旅行した際、海外で感染し国内に持ち帰ってしまうケースが以前にくらべ非常に増えているようです。

とくに海外旅行においてセックスやオーラルセックス等を含む性行為を不特定多数と行っている方の場合、確実に感染のリスクも高いことは言うまでもありません。

帰国後に大切なパートナーや周囲の方々に拡散しない為にも、一度STD検査をおすすめします。

日常生活で知っておきたいB型肝炎ウィルスを徹底的に予防する方法!

一度感染すると性肝炎へと進行し、ときには慢肝硬変、肝がんを発症するというB型肝炎は、何より徹底的に予防して感染しないことが肝心です。

そのためには以下のポイントに注意しておきましょう。

日常生活でB型肝炎ウィルスを予防する4つのポイント

1.よく知らない相手とのセックスには必ずコンドームを着用する
2.カミソリや歯ブラシ髭剃りのような他人の血液が付着している可能性のあるものは共用しない
3.万が一他人の血液に触れる場合、必ずゴム手袋を着用する
4.注射器や注射針を強要しない

日常生活でB型肝炎ウイルスから身を守るには最低限、上記の項目を意識して日常生活を過ごすこと。

そして当たり前のことですが、よく知らない不特定多数の相手とはセックスしない、仮にする場合もコンドームは絶対に着用・・・という部分を徹底してください。

また日常生活でB型肝炎の感染を防ぐ方法については以下のサイトに詳しく解説されていますのでよろしければ参考にしてみてください。

参考 日常生活の場でウィルス肝炎の伝搬を防止するためのガイドライン

B型肝炎ウィルス検査を受けておくべきタイプとは?

非常に感染力が強い一方で、感染しても自覚症状がほとんどみられないB型肝炎において、劇症肝炎のような深刻な状態を予防する意味でも定期的な検査が大切です。

定期的にワクチンを接種している方は別として、何の対策も行っていない方の場合、自覚症状がなくとも、すでにB型肝炎ウィルスに感染している可能性も充分にあります。

とくに以下の項目に一つでも当てはまる方は、早期にB型肝炎ウィルス検査を受けておくことを本気でお勧めしておきます。

B型肝炎ウィルス検査をすぐに受けるべきタイプ

  • 不特定多数の相手とセックスを行った方
  • 生理中のセックス、アナルセックスの経験がある方
  • 家族にB型肝炎ウィルス持続感染者がおられる方妊婦職業上特定多数の方の血液や体液に触れる機会のある方

上記のタイプはB型肝炎は発症していなくとも、既にHBVに感染している可能性が高いのは間違いありません。

特定のパートナーにB型肝炎ウイルスに感染していることを告げずにセックスを繰り返し、発覚後に大問題に発展する夫婦やカップルも少なくありません。

もし心当たりのある方は安心してパートナーとセックスを続けるためにも、一度血液検査を受けてみることをおすすめします。

B型肝炎が気になるけれど時間がない!という方は

もし保健所やクリニック等に行くのが恥ずかしい…という方は自宅で簡単に行えるSTD検査キットという選択肢もあります。

今ではお手頃な検査キットも増えたようで、わずか数千円程度の自宅検査キットでも精度に関しては間違いありません。お勧めです。

また肝炎かどうか・・・と検査前に不安な気持ちになるのは誰でも一緒です。もし検査前に不安や悩みがある方はこちらのサイトも参考にしてください!

参考 肝炎総合対策に関するQ&A