カンジダと勘違いして治療が遅れた旦那に貰ったクラミジア体験談

みんなの性病体験談

女性全体の約20%の方が経験し、一度発症すると再発率が70%という膣カンジダ。

当ブログの性病体験談でもダントツに登場回数の多い疾患で、【膣カンジダ発症!!】1週間ほど我慢して限界に達した女性の体験談【カンジダが痒い!!】フルコナゾールで2週間かけて治療した女性のカンジダ体験談にもありますが、個人差はあるものの、かなり強烈な陰部の痒みをともないます。

そんな中、今回の性病体験談の投稿者さまは

強烈な痒みをカンジダと決めつけていたら、じつはクラミジアだった……!!

と自己判断で膣カンジダと決めつけて、クラミジア治療が遅れてしまい危機一髪だった女性。

とくに妊娠を控えた女性の場合、深刻な状況を引き起こしかねないクラミジア感染症。治療が遅れたら大変です。まずはカンジダやクラミジア、淋菌感染症などをふくめ、まとめて検査されることをおすすめします。

カンジダだろうと決めつけて膣カンジダの薬を使い続けたクラミジア感染の体験談

果たして陰部の痒みで始まった今回の性病体験談……どう発覚して治療はどう進められたのか!? 詳しくみていきましょう!!

福岡県在住の30代女性です。まずおかしいなと思ったのは陰部のかゆみが発端でした。

経産婦なので、カンジダを何度も経験しており、今回もカンジダだろうと思ったので、薬局で膣カンジダの再発に使える薬を買ってきて対処していました。

大体1週間もすれば症状は治まるのですが、その時はとにかくかゆみが取れませんでした。

おかしいなと思いつつ、忙しくてなかなか病院へ行かず、結局症状が出てから2か月近くたってから産婦人科へ行きました。

そこで検査してもらうと、なんとカンジダではなくクラミジアに感染しているとのことでした。

カンジダと違ってクラミジアはほぼほぼパートナーからもらうことが原因だそうで、私側にやましいことが一切なかったので、本当に落ち込みました。

本当のことを聞くのが怖くて、夫にも打ち明けられていません。治療としては抗菌薬の服用と膣剤ですぐに症状は治まったのですが、いまだに心は傷ついたままです。

病院でお医者さんに言われたことは、カンジダと違って、クラミジアは放っておくと卵管が癒着したりして、不妊の原因になるそうなので、カンジダだと思い込まずに早めに病院に行って検査してもらうことが大事だなーと思いました。

なんと発症からクラミジア治療スタートまで約2ヶ月と、かなり遅くなってからのスタートでしたが、無事完治されたようで何よりです。

貴重なクラミジア体験談ありがとうございました!

クラミジアの初期症状と発覚したタイミング

今回の体験談、そもそも当初は膣カンジダと決めつけていたようですが、

まずおかしいなと思ったのは陰部のかゆみが発端でした。

と性病発覚パターンの第1位といえる『陰部の痒み』で発覚しました。

因みに陰部の強烈な痒みをともなう疾患は膣カンジダだけでもなく

 性感染症の種類  痒みのレベル 特徴と危険度
カンジダ症 弱~強レベル(個人差がある)  痒みとともに白くポロポロとしたヨーグルトや豆腐のカスのようなおりものが増える
性器から肛門にかけての周辺で我慢できないほどの痒みのケースも
トリコモナス膣炎 中~強レベル  トリコモナスという原虫が陰部に感染して発症、膣炎や外陰炎を引き起こし、悪臭をともなうおりものと強い痒み
尖圭コンジローム 弱レベル  カリフラワー、鶏冠状の密集したイボをともなう、初期ならクリーム・軟膏、進行すると外科的切除
性器ヘルペス  痒み→痛みに移行  赤い水泡や潰瘍をともなう、持続感染のため、完治できないが1週間程度で症状がおさまる
 疥癬 強レベル  ヒゼンダニによる感染症、主な症状は疥癬トンネル、赤いブツブツ
 毛じらみ症 強レベル  シラミの一種であるケジラミが感染、陰毛どうしの接触で感染する、セックス以外でも感染する

痒みレベルは違うものの、じつはかなり多くの性病が当てはまります。

本当ならばこの段階でクラミジアをふくめ主要性病をまとめて検査し、どんな性病に感染しているか確認すべきだったのでしょう。

こういった陰部の痒みに襲われ場合、女性にとってポピュラーな膣カンジダと決めつけがちですが、かならず他の主要性病をふくめて検査しておいてください。

▶▶低価格な検査キットを比較する

膣カンジダと決めつけたことで遅れたクラミジア治療

今回の体験談でも、もっとも注目すべきはこの部分。

カンジダを何度も経験しており、今回もカンジダだろうと思ったので、薬局で膣カンジダの再発に使える薬を買ってきて対処していました。

と過去に何度かカンジダを再発しているため、検査せずに勝手に膣カンジダだときめつけ、さらに膣カンジダの治療薬(抗真菌薬)で対処していたこと。

本来、クラミジアだとジスロマックSRや、ニューキノロン系のグレースビット、クラビット、ミノマイシンなどの抗生剤を服用して治療を進めるべきはずが、体験談の様子では市販のエンぺシドLなどのカンジダ再発治療薬を使い続けてしまったのでしょう。

これでは残念ながらクラミジアの状態は改善するはずもありません。

放置すれば不妊や流産、早産のリスクもあるクラミジア感染症

結果、間違った治療をつづけたところで、クラミジア感染症は完治するはずもありません。

結局症状が出てから2か月近くたってから産婦人科へ行きました。

と、発覚から2ヶ月が経過した頃にはじめて婦人科を受診してクラミジア感染症の事実を知りました。

体験談の後半でも

カンジダと違って、クラミジアは放っておくと卵管が癒着したりして、不妊の原因になる

という事実を先生から伝えられ事の重大さに気づかれたようですが、超メジャーな性病であるクラミジア感染症も放置期間が長いと最悪な場合……

 早く診断がつけば、性器クラミジア感染症は、抗生物質できちんと治療ができます。しかし、診断されず、治療も受けずに、放置すると、女性では、子宮頚管炎から骨盤炎を起こし、不妊や子宮外妊娠の原因となる可能性があります。女性の場合、治療されない性器クラミジア感染症の40%が骨盤炎となります。
引用 横浜市衛生研究所

と女性にとって深刻な疾患を引き起こすケースもあります。またクラミジア感染症の特徴の1つとして、

淋菌との混合感染も多く、淋菌感染症の治癒後も尿道炎が続く場合には、クラミジア感染症が疑われる。

出典 厚生労働省 クラミジア感染症

このように淋菌感染症と同時感染しやすいという部分もあります。そもそも放置することにメリットなど何一つもなく状況は悪くなる一方なので1日も早くクラミジアかどうか検査して必要なら治療を始めてください。

ほぼセックス・フェラ・クンニがクラミジア感染症の感染経路

またセックス、フェラやクンニなどのオーラルセックス以外の感染経路もあるトリコモナス膣炎やケジラミなどと違い、クラミジアはほぼ100%セックスによる感染。

これは先日の記事、【Hなしでクラミジア感染!?】セックス無しでクラミジア症状で疑うべき2つのパターン!!でも詳しくお伝えしました。

そんな事実を知ったこともあり

カンジダと違ってクラミジアはほぼほぼパートナーからもらうことが原因だそうで、私側にやましいことが一切なかったので、本当に落ち込みました。

とクラミジア感染で弱った肉体に加え、精神的にも落ち込まれたとのこと。

考えたくもありませんが、もしかすると

  • ソープやピンサロで風俗嬢から貰った
  • 出会い系アプリなどで出会った若い子から貰った

……などなど可能性は沢山あります。

一般女性にくらべ何倍も感染確率が高い風俗店勤務の女性とのセックス

たとえば以下のデータをご覧ください。

クラミジア咽頭感染の実情

参考サイトIASR:【クラミジア咽頭感染の実情】※風俗従事者85名、一般女性76名を対象に行った感染状況の調査(単位:%)

このように一般女性にくらべ風俗店勤務の女性だと何倍も高い確率でクラミジア感染していたりします。1度セックスすれば5割の確率で感染するクラミジアの場合、普通に考えて2回も風俗店にいけば高確率で貰ってしまいますよね。

一般女性でも油断できない!!20代だと高確率でクラミジア感染の危険も!!

また一般女性が相手でも油断できません。

女性全体のクラミジア感染者の5割以上を20代女性が占めているというデータもあります。旦那さまのお相手が20代一般女性だったら、けっこうな確率でクラミジア感染していると考えることもできますよね。

性病を拡散しないためには問いただす勇気も必要

結果、クラミジアは治療できたものの……

本当のことを聞くのが怖くて、夫にも打ち明けられていません。
いまだに心は傷ついたままです。

とクラミジア感染源については言及できないという投稿者さま。

たしかに性病を打ち明けるのは勇気がいる上に、相手を問い詰めることで状況が悪化するケースもあります。

自分だけこっそりと治療を行い、性病の感染源についてはうやむやにしたまま……というケースも少なくありません。

ただ性病は自分だけが完治してもピンポン感染というカタチで戻ってきます。できれば性病の感染経路をつきとめ、二人揃って治療を行うのがベストな解決法ですよ。(参考:性病になったら相手に打ち明ける? 【性病のバレない言い訳と上手な打ち明け方】

二人揃ってクリニックへ……となると少々ハードルが高いため、まずはネット経由でブライダルチェックなど購入し、自宅で検査してみる方がスムーズに確認できるでしょう。

▶▶低価格な検査キットを比較する

まとめ

以上、当ブログの体験談でもよくあるパターンの1つ

陰部の痒みをいつもの膣カンジダと決めつけていたら、じつはクラミジアだった!!

という体験談でした。

『陰部の痒み+おりものの変化』は膣カンジダの特徴の1つでもありますが、クラミジアも淋菌感染症も数多くの性病の初期症状ということも忘れずに。

とくに膣カンジダの再発を繰り返すタイプの方は、他の性病も同時感染しやすいタイプともいえます。普段とくらべて『あれ!?』と感じたら早めに婦人科・泌尿器科を受診、または自宅で検査だけでも受けてください。

検査の結果、陰性なら様子をみればいいし陽性なら1日も早くクリニックを足を運び治療を開始しましょう。今回の性病体験談は以上となります!